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kuraxsp

4/9スケッチ会二回目

さて今週も天気が良かったので近所の川へスケッチへ行きました。


新一年生S君の作品

上の方が対岸。黒と緑の高速道路。桜も咲いています。

画面真ん中が川です。波も描かれています。

下の方がこちら側の岸です。カラスや階段があります。

見たものを自分なりの方法で描き表そうとしています。

遠近法などを習う前の段階というのは、整理が難しい一方で

”自分なりに”描き表そうという工夫が見られます。

この作品はどこにもそれが見られ、集中して描いており、

そこが力を生んでいる作品だと思います。とても良い作品でした。


新一年生Y君の作品

簡単な形で鴨をさっとスケッチしました。

波も描かれています。

動くものをスケッチすると端的にとらえる力が付きますね。


新三年生Iちゃんの作品

スケッチ会二回目なので小物をスケッチしていました。

















近くに咲いていた花

よく観察できています。

















ハトの首の部分のキラキラを観察

どうやったらキラキラ見えるのか先生と一緒に考えました。

意外とキラキラ以外の部分をしっかり黒くすることで

キラキラ部分が光り出しました。

川に来た珍しい見たことが無い鳥

あ!と駆け寄ってさっとスケッチしました!


前回載せ損ねた作品もご紹介します。

Y君作満開の桜

線より色!の絵で満開の様子がよく描かれています。

道の看板

桜が咲いていても興味のあるものはどんどん描きます。

興味のあるものは何でも絵になります。

Iちゃん作桜の花一個

よく観察して描かれています。

家で描くときはモチーフを見て描きますが、スケッチに行くとモチーフに囲まれて、モチーフに入って中から描く事が出来ます。そんな体験をしてもらっています。



大人の教室

今日はYさん・K君のお二人で

二人ともイラスト作品向上のためデッサンやパースなど基礎的な技術を学んでいます。

動機がはっきりしているので学びたいという欲求がすごく高く、いつもほんとに楽しく教室をやっています。幸せなことです。

私も集中しすぎていつも写真撮影を忘れてしまします。そろそろいい加減にいないといけません。


今日は陰影についての考え方を主にやりました。

想像の世界を作っていくには、観察(INPUT)と表現技術(OUTPUT)が必要で

今はアウトプットの方の色についての項目をやっています。

ここで学んだことをすぐに作品に取り入れてくれるので、作品が変わっていく様子が如実に見て取れとてもうれしいです。


並行して家ではインプット(デッサンをやってもらっています。)

Yさんの作品

チャック部分などに図的な弱さが少し見えるものの、こういう凹凸にこういう影が出来ているという観察、見た濃さを鉛筆のグレースケールに置き換えて表現するなど基本的な部分がしっかりできています。

自宅で自分で考えて描けるという事はかなり身についているという事です。


このごろ一番良いのは、小さなデッサンであっても、投げやりに終わらず、最後まで完成させて終わるという気持ちが普通になってきている事です。

デッサンで身につくのは技術だけではありません。こういう作品作りのメンタルを築いていく事ができます。イラスト作品の質にも直結するメンタルです。 あまり時間が取れない中、コンスタントに、デッサンをやると決めてからもう2年ほど、地道に描き続けています。

ほんとに絵が好きでないとできない事です。必ず実力になってくれます。

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